ピアノと答えは42

海外で何気ない日々

久しぶりの日本語

海外在住が長いと、

友人も同僚も現地人もしくはEU出身の人達ばかりになります。

 

そういう状況なので、たまに日本人と知り合いになれる機会があると、

とっても嬉しくなります。

 

 

先日数少ない私の日本人の知り合いから、

彼女のお友達(Aさん)を紹介されました。

 

 

Aさんはこちらで学生として来てもう3年。

卒業間近なのでそろそろ現地で就職したいから、

私にアドヴァイスを受けたい、と言ってきました。

 

 

ここで就職となると、

どの職種に就くにしても、現地語と英語をとにかくしっかり身に着ける事。

就職セミナーへの参加、大学の教授に相談する、など。

 

 

私は基本的なことしかアドヴァイス出来ず。。。。。

 

 

 

でもAさんは私の職場の様子や、

この国での社会保険や労働契約の話を聞けて嬉しかったみたい。

良かった。

 

 

 

 

 

とても可愛らしい、今時な20代のAさん。

話す内容も日本の芸人さんの話題だったり、女優さんのメイクの話だったり。

私的には、久しぶりに聞く日本の話題なので楽しかったのですが、

でも少しビックリしました。

 

 

私の職場にもAさんと同い年の同僚がいるけれど、

彼女とは政治の話や経済の話が主で、

インフルエンサーの話題などがたまにあるくらい。

メイクの話もするけれど、「誰か」 のメイクではなく、

このファンデがいいとか、そんな感じ。

 

 

 

もちろん年齢の差もあるけれど、

同僚のしっかり地に足を張って、自立している感があるのに対し、

Aさんの「人生これから感」がなんかふわふわした感じに見えてしまします。

もちろん夢があって素敵だけど。

 

 

 

やはり学生だからだなぁ、とは思うけれど。

私も学生の時はそうだった。。。。?かな。

 

 

 

 

そして、

「これはまさに日本人!」な会話も。

 

 

 

Aさん 「私ももうアラサーになってしまって、老いを感じて悲しいですー」

 

 

 

!!!!!

 

 

 

私は「そんな、そんな。まだまだとっても若いですよ。Aさん、すごく美人だし」と返しましたが、

 

Aさんは「えー、でも、、、、」みたいな反応でした。

 

 

 

 

この、

 

「年取って悲しい」って発想。

 

 

みんな歳は取るのに。

 

 

歳をとって体に不調がでてきた、と言うならまだ分かるのですが。

 

 

 

 

それとも「貴方はまだ若い」というのを聞きたかったからなのでしょうか。

 

 

 

普通に日本で出てくる会話なのですが、

必要以上に歳を気にし過ぎている気がします。

 

 

社交辞令でもないし。

 

 

 

 

 

 

 

意外な俳優

5年ほど前の話。

職場でたまたま休憩時間が重なった同僚たちと、

映画や俳優の話で盛り上がりました。

 

 

その会話の中で、

誰が一番演技力があるか、という話になり、

少し年上の同僚は「そりゃ、デ・ニーロだ」とか、

別の同僚は「クリスチャン・ベール」よ、とか、

言っていたら、

普段口数の少ない同僚、Pがどや顔で一言。

 

 

 

 

 

 

 

ヴァン・ダム

 

 

 

 

 

え?

(あ、ジャン=クロード・ヴァン・ダムのことね)

 

 

 

みんな一瞬止まったね。

でもすぐ、冗談だと思って笑っていたけれど。

 

 

 

どうやらPは冗談じゃなく本当にそう思って言ったみたい。

その後何も言わずに部屋に戻っていったから。

 

 

 

 

 

私は

 

 

お、おぅ。

 

 

ってPの意外な面を知ったような気になり、

Pの好感度がはね上がりました。

(大げさな)

 

 

 

 

 

 

なぜこのことを思い出したかというと、

先日アマゾンプライムで、

ヴァン・ダムのドラマを観たから。

 

 

 

タイトルは

 

ジャン=クロード・ヴァン・ジョンソン

 

 

 

 

 

あ、コメディです。。。。よね?

アクションコメディ。

 

 

ヴァン・ダムが強いのと弱いのを演じています。

(何、この小学生みたいな書き方)

 

 

 

とっても面白いってことはないけれど、

私的には面白かったです。

 

 

 

ヴァン・ダム、実は演技が上手いほうなんだなぁ、と。

 

 

Pがあの時ヴァン・ダムの名前を出したのも分かる気がします。

 

 

でも絶対「一番上手い」とは言えませんが。。。

(下手ではない)

 

 

 

 

私はヴァン・ダムというと、

トラック荷台の上にまたがるように、

足を開脚している映像しか頭に浮かばなかったのですが、

(たしか車のCMだったはず。)

その時凄い!!って思ったし、

とてもエレガントな足の開脚だったのを覚えています。

 

 

 

 

ドラマの方は一話一話が長くないので、

観やすくてお勧めです。

内容は、、、、なんか薄いかも。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

久しぶりの教会で

先週知り合いの通っている教会(現地人ばかり)で、

ピアノを弾くことになっていたので行ってきました。

(以前にここで書いたけれど、私は芸術系と理系の大学を出ています)

 

 

 

知り合いが腕をケガしてしまって弾けないので、

その代わりに。

 

 

 

簡単な曲だったので失敗は少なかったけど、

弾くことより別のことに気を取られて、

一刻も早く終わってほしい!!!と思いながら弾きました。

 

 

 

 

というのもですね、

 

マスクしない人が殆どだったから。

 

 

 

しかもただ座って聞いているだけならまだしも、

途中で咳をしたり、

小声で挨拶していたり。

 

 

 

 

やーめーてー

 

 

 

 

何が焦ったかというと、

彼ら(ここの教会に来ている人達)はワクチンしない派で、

牧師のお話の中でも、

 

 

 

神が私たちをコロナから守ってくれます

 

 

 

なんて言ってるし。

 

 

 

 

当日教会に着いて、

私のワクチン接種証明書を見せようとしたら、

 

 

「あー、そんなの見せる必要ないから」

 

 

と言われて。

 

 

え!?

 

この国の規制で、

屋内の建物に集まるとき(教会も含む)は、

コロナテスト陰性の証明か、ワクチン接種証明が義務つけられているのに。

 

 

 

 

神がすべてを知っている、とそこに来ている信者の人は何回も言っていたけれど、

自分でできるところまでは自分で努力する、

みたいな事も書かれている箇所、聖書にあったよね?

たとえ話を例にとって。

 

 

 

途中で抜け出したくても、

私のピアノの出番が一番最後にもあって、

知り合いの代わりの身なので、

そこはグッと我慢して最後まで耐えました。

 

 

もちろん私はずっとマスク(しかも医療用の)していたし、

他の人との距離を十分とっていたけれど、

それでも感染したらどうしよう、と怖かった。

 

 

 

家に帰ってきてすぐにシャワー。

 

そして次の日と二日後にコロナテスト。

どちらも陰性で安心しました。

 

 

 

あー疲れた。